pixivコミックで月刊ランキング1位を獲得した異世界ファンタジー『悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~1巻』を読んだ感想ブログです。
主人公は周囲から理解されない趣味を持つ、孤独な伯爵令嬢。
義母から1年以内に婚約者を見つけなければ、修道院に行ってもらうと言われてしまった彼女は──
1巻を読んだ感想についてまとめました。
『悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ 1巻』作品概要
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タイトル:悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
著者:水辺チカ (著), 星彼方 (著), ペペロン (その他)
出版社 : 講談社
発売日 : 2021/10/29
登場人物
●メルフィエラ
マーシャルレイド伯爵家の娘。悪食令嬢と周囲から噂されている。
●アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイス
魔物狩りを得意とし、その様子から狂血公爵と呼ばれている。
●ケイオス
ガルブレイス公爵家の家令及び補佐官。
●マーシャルレイド伯爵
メルフィエラの父親。
●シーリア・マーシャルレイド
マーシャルレイド伯爵夫人であり、メルフィエラの義母。
あらすじ
人には理解されない趣味のせいで、他の貴族から避けられている伯爵令嬢のメルフィエラ。
義母から1年以内に婚約者を探しなさいと命令され、嫌々ながら参加した遊宴会で狂化された魔獣に襲われます。
そんな彼女を間一髪で救ったのは「狂血公爵」と呼ばれているブレイス公爵。
周りから怖れられているブレイス公爵ですが、メルフィラの魔獣を恐れないどころか、魔獣に対する知識豊富な様子に興味を示し・・・
そんなちょっと変わった者同士の、令嬢ロマンス物語です。
この作品がお勧めできる人・できない人は?
▼お勧めできる人▼
令嬢ロマンス系が好きな人
すれ違い両想いが好きな人
▼お勧めできない人▼
なろう系が苦手な人
令嬢系に飽きている人
▼フィクションなのに体温すら感じる作品▼
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『悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ 1巻』の感想(ネタバレ含みます)
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【注意】ここより以下はネタバレ含みます!
実はタイトルから中身を勘違いしていました
タイトルから私が想像した悪食令嬢とは、悪魔とか物の怪的なものを喰らわないと生きていけない得意体質の女性を想像していました。
そして狂血公爵は同じように、モンスターの血を吸わなければ生きていけない男性だと思っていたんですね。
そんな他の人間達とは違う性質に生まれてしまった男女が出会い、周囲の人達から迫害されながらも二人で生きていく──
みたいな物語かと思っていました(笑)
実際は二人とも人間同士で、メルフィエラは一般的に人々が食べない魔物の動物や植物の毒を下処理して食べることを趣味としている女性。
ガルブレイズ公爵は魔獣をコ〇しまくっていることから、残虐非道な変わり者と周囲から陰口を言われていた男性です。
二人とも何か理由があって人とは違うことを行っているようですが、周囲の人達からは理解されていません。
そんな孤独を感じてきた二人だからこそ、気を使わずに話せる相手と出会えたことで強い絆が生まれるのですね。
グルメ漫画としては見るのが辛い作品
作品の表紙から分かるように、メルフィエラが美味しそうに食べる場面がところどころ登場します。
と言っても、そもそもファンタジーですし、さらに魔物属性の食材ですから、どんなに美味しそうでも参考にすることは出来ません。
ガルブレイス公爵家の家令及び補佐官であるケイオスは、魔物食について最初は難色をしめしていました。
それが一転して、ガルブレイズから奪うように食べている場面を見ると「どんな味なんだろう?」と想像させられるのです。
1巻のラストは思ったよりシリアスでした
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1巻のラストでは、メルフィエラが悪食する本当の理由があることを匂わせて終わります。
ただ美味しいからというだけではないようです。
考えられる理由は雪国で資源の少ない国の貴重な食料資源にするため、もしくは他国に売ることによって国を繁栄させるためなのかなと想像しました。
他にもあります『令嬢系』マンガ作品情報
▼こちらも得意な能力がある令嬢が主人公▼
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