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『夫にキレる私をとめられない』あらすじとネタバレ含む感想レビュー!モラハラ妻になった原因は?

img-夫にキレる私をとめられない感想

いくたはなさんの
『夫にキレる私をとめられない』
感想ブログ記事です。

こちらは『夫を捨てたい。』の続編となります。

家事も育児も全て妻に丸投げするわりに
ダメ出ししてばかりの夫でしたが
次男の出産を機に変化し始めたのです。

ところが、今度は逆に妻が夫に対して
ダメ出しをするようになりました。

妻の尖った言葉の矢を受け続け
ついに夫はこう言ったのです。

『ママのそれ モラハラだと思うんだ』

最終回までを含めた
感想についてまとめました。

『夫にキレる私をとめられない』作品概要

タイトル:夫にキレる私をとめられない
著者:いくたはな
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2021/9/15

登場人物

●妻(はな)
新卒入社3年目で長男を授かった。
それを機に結婚して産休へ。
産後は時短勤務で育児と家事に励む。

●夫
妻とは高校の同級生で
大学時代に再会して交際を始める。

お調子者で涙もろいところもあるが
妻に対してはダメ出しが厳しい。

第一子の時から自分では
「オレって良いパパ」だと思っている。

●子供たち
長男、次男、三男。
長男はわりと育てやすい赤ちゃんだったが
次男は常に抱っこしないと寝ないタイプ。

あらすじ

img-手をつなぐ男女24342
妻の“はな”は共働きでしたが
ワンオペ育児に悩まされていました。

次男を出産した際に
やっと夫が父親として覚醒します。

育児や家事に協力的になり
はなの負担もだいぶ減ってきたのです。

ところが、幸せになったはずなのに
妻は夫につらく当たるようになりました。
険悪な男女
時々、ハッと我に返るものの
暴言に嫌味や八つ当たり・・・
最低な感情を抑えられないのです。

「なぜ私は夫にだけ優しくできないの?」

前作の『夫を捨てたい。』から続く
妻が抱える負の感情を解放するまでの
葛藤が描かれた作品です。

管理人
管理人
まだの方は前作をチェックしてくださいね▼

【注意】ここより以下はネタバレ含みます!

『夫にキレる私をとめられない』簡単なあらすじとネタバレ含む感想

管理人
管理人
今回はストーリーの順に沿った感想ではなく、全体を通してポイントごとにまとめました

妻の夫に対する言葉の暴力がキツ過ぎる

img_お手上げな女性
前作は夫からのモラハラを
メインに描かれていました。

今作は逆に妻からの言葉のDVについて
描かれています。

夫が会社の飲み会に行けば
「はあ~子供が可哀想」と呆れ顔。

夫が朝食を用意してくれていれば
「はー、作るだけの人はいいよね~」とため息。

夫が子供たちを公園へ連れていけば
汚れる遊びをさせたことについて責めました。

仮眠を取った妻に「疲れとれた?」と聞けば
「は?1時間ごときで?」と恨み顔。

管理人
管理人
ただしこれらは切り取った一部分であって、こんな風につい言ってしまう背景もありますけどね・・・

生真面目な性格の妻と違い
お調子者で大らかな性格の夫には
どんなに言葉のダーツを投げても
今ひとつ手応えが感じられません。

じゃあ、もっともっとと
妻はダーツを投げ続けました。

そしてある日、妻が投げたダーツが
夫に深いダメージを与えます。
img-気まずそうな男性
会社の他に、副業が順調になってきた妻は
家事も育児も私がメインって不平等だ
もっと家事やってよと夫に当たりました。

3度の育休を取った妻は
会社の給与こそ夫に抜かれてしまいましたが
副業の稼ぎが大きくなっていたからです。

ついに夫から『言葉の暴力だ』と言われてしまいました。

管理人
管理人
夫の地雷は『経済力』だったかもしれません

妻が夫にキツク当たってしまう原因とは

腕を組む女性
せっかく夫が改心して良きパパ
頼もしいパートナーになってきたのに
なぜ妻は素直に喜べなかったのでしょうか?

それは前作の長男の妊娠~出産時に
全てを妻ばかりに背負わせていた恨みが
完全に消化されていなかったから
だと思います。

妻が2時間かけて自分の気持ちを打ち明けた際に
夫は「ごめん」のひと言で済ませてしまいました。

妻は「それだけ?」と思いましたが
夫が謝罪しただけでも大きな進歩だと
その時は受け入れたんですね。

でも、やっぱり完全には消化されておらず
心の奥底にヘドロの様に不満が残っていたわけです。

育児を一人で回していた妻からすれば
夫の育児は二人で分担している状態です。

それなのに夫だけが褒められている・・・
どこか面白くないと感じるのは当然です。

管理人
管理人
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夫が父親として目覚めたのは
次男を出産する際に
長男と二人きりで過ごしたからです。

察することが出来ない夫には
自分と同じ経験をしてもらわないと
私の辛さが分からないのではないか?

妻はそう思ったのかもしれません。

私と同じ経験をして欲しいという気持ちが
私と同じ辛い目にあって欲しいに
段々と変わり始めます。
img_怒っている女性
ある時、妻は夫に子どもの迎えをお願いしました。

夫は無理だからと、自分の親に迎えを振ってしまいます。

お迎えは誰がしてもいいはずですが
妻からすれば夫が正面で受け止めず
さっさと他の人にパスを渡したことに不満が残りました。

妻が一人でなんとかやってきたことを
夫がその通りに体験してくれなければ
当時の辛かった気持ちを
正しく理解して貰えないかもしれないのです。

管理人
管理人
妻にとって、それはフェアじゃないと感じていたんですね

新生児と二人きりのときに
40度の熱を出しお風呂場で意識を失い
それでも助けを呼ばずに
一人でお世話を続けた妻のはなさん。

帰宅した夫に妻が
「病院に連れて行って欲しい」
そうお願いしたところ夫はこう諭しました。

「普通に1日寝てたら治るでしょ?ね?」

管理人
管理人
そりゃ助けを呼ぶ気も起きないわけだ・・・

甘えさせてくれないなら
あなたも甘えることは許さない
そういう気持ちになるのは当然ですよね。

管理人
管理人
モラハラ妻に変わったのは、こういった経緯があったんですね

妻が夫に対し求めていた本音とは

別れを受け入れられない女性
ついに我慢の限界となったのか
はたまた「稼ぎ」という逆鱗に触れ際に
夫は妻に対しこう言ったのです。

『それはもう 言葉の暴力だよ』
『ママのそれ モラハラだよ』

管理人
管理人
あなたがそれを言うか・・・(笑)

モラハラだと言われた妻は
相当ショックだと思います。

元々は妻がモラハラを受けていた側で
その辛い気持ちは自分が一番分かっていたはずです。

そもそも妻の根本にあるのは
夫に対して「わかってもらいたい」という思いだったはず。
img-ラブラブな男女
本当は妻は夫を敵にしたいわけじゃない
夫と一緒に育児がしたかっただけなんです。

それぞれが子供を見る1対1ではなく
夫と妻で子ども達を同時に見るような
チームとしての育児がしたい。

それがいつの間にか
自分の辛かった経験を体験しなければ
本当に私を理解することは出来ないと
考えるようになったことが問題だったのですね。

管理人
管理人
最近よく聞く、闇落ちってやつでしょうか・・・

最後に:夫にキレる私をとめられないの結末は反面教師に

前作からの今回の作品なので
いくた家はどうなるんだろうと
不安になりますよね。

あとがきには
“今は幸せに暮らしている
反面教師にしてほしい”
このように書かれていました。

なんだかんだで子宝にも恵まれ
夫婦仲は良いのかもしれません。

家族って一番大事にするべきなのに
当たり前で考えてしまうというか
反省しても忘れてしまいがちです。

妻のはなさんは今でも
嫌味を言うことはあるそうですが
きっと夫さんだって完璧に変わっていないと思います。

ぶつかったり、反省したりの繰り返しで
徐々にまるい形に収まっていくのかなと
この作品を読んで思いました。

最後に、前作では渋っていた夫が
妻が仕事をやめて副業を専業にすることに
賛成してくれたのは良かったです。

管理人
管理人
おかげで今後もいくたさんの作品が読めそうですね!

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