ハラハラ系マンガ感想

『痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた。』ネタバレを含む感想レビュー!私は泣きました

img_痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた感想

今回は、ざくざくろさんの
『痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた。』を読んだ感想です。

太っているから愛されない
痩せたら愛されるはずという
価値観に縛られ苦しんできた
女性の実体験マンガです。

前半はネタバレ無しで
どんな方におすすめなのか?
後半はややネタバレを含めて
どういった所が面白かったのか
感想をまとめています。

読むかどうか迷われている方は
参考にしてくださいね。

私は途中で何度も泣いてしまいました。

『痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた。』作品概要

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タイトル:痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた。
著者:ざくざくろ
出版社 : ぶんか社
発売日 : 2021/7/9

登場人物

●ざくろ
姉と妹のいる中間子。
不登校だった中学1年当時は
身長149cm体重41kgだった。

その後、高校受験に失敗し
通信制の高校に入学する頃には
体重が13kg増えていた。

●関わる男性たち
たくさん。ネタバレに関わるので後ほど。

あらすじ

中学時代の不登校がきっかけで
激太りをした作者のざくろさん。

「デブは存在価値がない」と
自分を追い込みながら
体重の増減を繰り返します。

彼女が肥満になる原因は
ストレスよる過食でした。

19年間で彼女が過ごした日々は
どのようなものだったのか?

そこから立ち直ることは出来るのか?

現在までの過程が赤裸々に
描かれた作品です。

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【注意】ここより以下はネタバレ含みます!

【ネタバレ含む感想】心を揺さぶられた内容3つ!

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人は見た目じゃないと言うけれど

最近はずいぶん減りましたが
“人は見た目じゃない”という
言葉を聞いたことはありますか?

昭和の頃は見た目よりも中身が大事
そういう意味で使われることが
多かったと思います。

その時代のマンガと言えば
意地悪なキャラクターは
美人で性格が悪かったものです。

でも、時代の移り変わりとともに
薄々気づいてきたのではないでしょうか。

見た目が良い方が
やっぱり得をすることに。

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子供の頃から外見に恵まれてきた子は
周りから優しく扱われることが多く
性格の良い子が多かったりします。

逆に暗かったり、太っていたり
清潔感が無かったりすると
子どもってバカにしたりしますよね。

そのように扱われることで
性格がねじれてしまうことがあります。

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“人は見た目じゃない”は
理想だけど現実的じゃない。

この作品の中でざくろさんは
目の前を通っただけなのに
男子達から心無い言葉を
かけられることが度々ありました。

ところが、ざくろさんが
ダイエットやメイクを磨き
痩せて外見を変えるにつれ
周りの評価が変わっていきます。

女子たちからは
遊びに誘われるようになりました。

男子にぶつかっても
ディスられるどころか
相手は何だか嬉しそうな態度を取ります。

“人は見た目じゃない”というけれど
こうも態度を変えられてしまうと
“見た目がすべてなんだ”
思ってしまうのは仕方ないですよね。

ざくろさん自身はもちろん
周りの女子も感じたのはでないでしょうか。

自分が同じように太ったり
ダサくなったらバカにされると。

こういったことが
醜形恐怖症につながる
きっかけにもなりそうですね。

好きなのに大事な相手を傷つけてしまう心理

img_好きな曲を楽しむ男女
愛されるのは自分に価値があるから。
愛されないのは自分に価値が無いから。

この価値観は、追い込まれる時が来ます。

なぜなら評価するのが
自分ではなく他人だから。

自分を変えることは出来ても
他人を変えるのは難しいからです。

ざくろさんは大学生になり
その後、数名の男性と交際します。

現在の旦那さんは穏やかで
とても良い人です。

そんな旦那さんに対して
些細なことが気になって
ほんの些細なことで
怒りを爆発させてしまいます。
img_イライラしている猫
1時間ぐらいすれば
落ち着いて反省するそうですが
また同じことの繰り返し・・・

ざくろさんはバツイチで
言い争いが絶えずに
関係が壊れた過去があります。

その時は相手の方も
嫉妬心が強いタイプで
お互いに傷つけあっていたそうです。

もしかしたら当時のダンナさんも
ざくろさんと同じような価値観に
縛られていたのかもしれません。

愛されるのは自分に価値があるから。
愛してくれないのは自分に価値が無いから。

夫婦だったにも関わらず
それを壊そうとしてしまうのは
不安だった為でしょうか。

例えばこんな気持ちが

私を愛しているなら
こうしてくれてもいいでしょう?

ここまでひどいことをしても
あなたは愛してくれる?
こんなひどいことをする
わたしを嫌いになるかもしれない。

こうやって自分を追い込み続け
不安に耐えられなくなり
自ら壊してしまう人っていますよね。

でもどこかで、それでも
諦めずに自分を愛してくれることを
期待しているのかもしれません。

その点、ざくろさんの
最後のダンナさんは凄い男性でした。

なかなか出会えませんよ。本当に。

本当に愛されたかった相手に気が付く

夕暮れにたたずむ男女
愛を求め続けていたざくろさんは
今のダンナさんに出会いました。

そして遠距離恋愛を経て
結婚生活を始めます。

ところが怒りのコントロールが出来ずに
荒れた日々を送ってしまうのです。

この怒りのシーンがなかなか壮絶でした。

よくダンナさんは
逃げ出さなかったなというレベルです。

そして、ざくろさんは気が付きました。

自分が男性に愛されたかった
理由について。

自分が本当に愛して欲しかった
相手について。

この事実に気が付く場面で泣きました。
立ち直れない女性
そしてそれを克服するために
懸命によりそう夫シュヌスさんの
愛情深さにも感動しました。

普通、ここまで付き添わずに
サッサと距離を置く男性が
ほとんどだと思います。

男の見る目があったというより
ざくろさんは恋多きなタイプだったので
出会う数と経験値を増やした結果ですね。

結果が良ければOKです。うんうん。

『痩せてる女以外生きてる価値ないと思ってた。』の結末はハッピーエンドでした

夫シュヌスさんの協力により
過去を克服したざくろさん。

過食することも無く
カロリー制限をすることもなく
美味しくご飯を食べるようになりました。

お腹が減ったら食べる
減ってなければ食べない
それで体重はスルスルと減少したそうです。

男性受けは悪そうだけど
自分がしたいヘアスタイルに変え

男性受けを意識したファッションから
アウトドアファッションに変え

おかわりしたかったら
ご飯だっておかわりします。
てんこ盛りご飯とみそ汁
自分が好きなものは何か?
自分が嫌いなものは何か?
自分が必要としているのは何か?

自分で自分の気持ちを聞いてあげる。

他人からの評価で揺らぐことなく
自分で自分の価値を認めてあげること。

ざくちゃん、良かったねとしか言えません。
今、書きながら涙ぐんでますもん(笑)

恋愛依存と過食がセットで
悩んでいる人がいたら
ぜひ読んで欲しいマンガだと思います。

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